歯茎の腫れ
- 2024年12月1日
- 予防歯科
こんにちは(*’ω’*)たまご歯科クリニックです!!
本日の元気にスタッフ一同出勤しています\(◎o◎)/!
本日は歯茎の腫れについてお話ししたいと思います!!
みなさんは歯茎に膿が溜まって腫れてしまった事はないですか??
歯茎の膿は、歯周病や感染症(如く歯根膜炎)によって引き起こされることが多く、適切な対処が必要です。
### 1. 歯科への受診
まず最初に重要なのは、症状が出た場合に早期に歯科医師に相談することです。
膿んでいる歯茎は何らかの感染症や炎症を示すサインですので、専門的な診断と治療が必要です。
放置すると、症状が悪化し、歯を失うリスクも高くなります、、
### 2. 日常の口腔ケア
歯医者による治療を受けるまでの間、以下の口腔ケアを行うことが重要です。
– **正しいブラッシング**:
歯磨きは力を入れすぎず、優しく行いましょう。
特に歯茎の境目を重点的に丁寧に磨き、歯垢の蓄積を防ぎます。
– **デンタルフロスの使用**:
歯と歯の間に食べカスやプラークが残ることが多いため、デンタルフロスを使用することでこれを取り除きます。
– **マウスウォッシュの利用**:
抗菌作用のあるマウスウォッシュを使うことで、口腔内の細菌を減少させることができます。
### 3. 温湿布の適用
腫れや痛みを和らげるために、温湿布を当てることがあります。腫れた部位に清潔なタオルを温めて置くことで血行を良くし、痛みを軽減することが期待できます。
### 4. 鎮痛剤の使用
痛みが強い場合には、市販の鎮痛剤を服用することが選択肢としてあります。ただし、用法・用量を守り、持病やアレルギーのある方は使用を控えてください!!
### 5. 食生活の見直し
膿んでいる状態のときは、刺激物(辛い、酸っぱい食べ物)や硬い食べ物を避け、柔らかい食事を心がけましょう。また、抗炎症作用のある食品(カレーのスパイスやオメガ-3脂肪酸を含む魚など)も摂取することを検討すると良いでしょう。
### 6. 水分補給と休息
体全体の免疫力を保つためにも、水分をしっかりと補給し、十分な睡眠や休息をとることが大切です。免疫力が低下すると、感染症に対する抵抗力が弱まります。
### 7. 自宅での軽い対処
もし腫れた部分に大きな痛みや出血がない場合、一時的に以下の方法を試みることができますが、根本的な治癒を目指すにはやはり歯科医師の診察が不可欠です。
– **塩水でのうがい**: 食塩を溶かしたぬるま湯でうがいを行うことで、抗菌効果が期待できます。
但し、あまり強くうがいをすることは避けてください。
– **ハーブティーの利用**: カモミールやセージなどのハーブティーには抗炎症作用があるため、うがい薬として使用することも可能です。
### 8. 歯科治療の実施
歯科医院での治療方法としては、以下のものがあります。
– **クリーニング**: プロフェッショナルによるクリーニングで、歯石やプラークを徹底的に除去し、感染の原因を減少させます。
– **薬物治療**: 抗生物質や抗炎症剤を処方される場合があります。
– **外科的処置**: 重症の場合、歯茎の手術や感染している歯の抜歯などが行われることもあります。
どうでしたか??
歯茎が膿んでいる場合、自己判断での対処は危険であるため、必ず歯科医師による専門的な診断を受けることが重要です。そのうえで、日常の口腔ケアや生活習慣の見直しを行うことで、健康な口腔状態に戻していくことができます。体調に異変を感じた場合は、早めに医療機関を受診することをお勧めします。
定期健診でクリーニングするのも虫歯予防にもなるので
ぜひ一度クリーニングしてみてください(^O^)/
花篤
監修】 歯科医師 中野真伍
2014年3月
大阪歯科大学卒業
2015年4月
大阪歯科大学付属病院にて研修
2016年4月
大阪市内の歯科医院にて研修
2021年4月
医療法人正歯会たまご歯科クリニックにて院長として就任
現在に至る