歯が折れる
- 2025年9月26日
- 虫歯治療
こんにちはたまご歯科クリニックです!
本日は歯が折れてしまった時についてお話ししたいと思います。
歯が折れる原因 歯が折れる原因は多岐にわたり、主には以下のようなものがあります。 外的な衝撃:スポーツや事故などで外部からの衝撃を受けた際、特に奥歯や前歯が折れることが多いです。
虫歯:虫歯が進行することで、歯の強度が低下し、咀嚼時の圧力で簡単に折れてしまうことがあります。
嚙み合わせの問題:不適切な噛み合わせがある場合、特定の歯に過剰な負担がかかり、折れる原因となります。
加齢:加齢に伴い、歯のエナメル質が薄くなり、脆くなることがあります。2.
歯が折れた際の影響 歯が折れると、見た目の美しさや機能に影響を及ぼします。 見た目の問題:特に前歯が折れた場合、外見に大きな影響があり、心理的にもストレスを感じることがあります。
痛みや不快感:神経が露出することもあり、痛みが生じる場合があります。
噛む力の低下:歯が折れると、咀嚼時に痛みを感じることが増え、食事の楽しみが減ります。3.
応急処置 歯が折れた際は、まず適切な応急処置を行うことが重要です。 出血がある場合:出血があれば、清潔なガーゼや布で押さえて止血します。出血が続く場合は、医療機関を受診してください。
歯の破片を保存:もし折れた部分が取れている場合、破片を乾燥しないように保存します。牛乳や生理食塩水に浸すと、歯の組織が保護されます。
痛みの管理:痛みがある場合は、オーバー・ザ・カウンターの鎮痛剤を服用することができます。ただし、服用する前には説明書をよく読み、自分に合った用法を守りましょう。4.
診断と治療 歯科医に行くことが最も重要です。診察によって、どのような治療が必要か判断されます。 レントゲン撮影:歯の状態や根元の損傷を確認するためにレントゲン撮影が行われることがあります。
治療方法:
コンポジットレジン修復:軽度の折れの場合、コンポジットレジンで修復することが可能です。これにより、歯の外観を回復させることができます。
クラウンの装着:歯が大きく折れている場合は、クラウンを装着して強度を加える必要があります。この治療は、歯の形や機能を回復させます。
根管治療:神経が露出している場合、根管治療が必要な場合があります。この治療により、感染を防ぎ、歯を保存できます。
5. 予防
折れた歯を防ぐための予防策もあります。
定期的な歯科検診:虫歯や噛み合わせの問題を早期に発見するために、定期的に歯科医を訪れることが大切です。
口内環境の管理:適切な歯磨きやフロスの使用で、虫歯を予防します。
スポーツ時のプロテクター:接触スポーツをする際は、マウスピースを装着することで、歯を守ることができます。
結論
歯が折れた場合、その後の処置や治療が重要です。早めに歯科医を受診し、適切な治療を受けることで、痛みを軽減し、歯の機能を回復させることができます。日常生活において、歯を守るためのワンステップを取り入れることは、長期的な健康に寄与します。もし歯が折れた場合は、焦らず冷静に対処し、適切な医療を受けることを心掛けましょう。
虫歯で歯が折れることもありますので予防はしっかりしておきましょう!!
たまご歯科は検診もしていますのでいつでもご連絡ください。
【監修】 歯科医師 中野真伍
2014年3月
大阪歯科大学卒業
2015年4月
大阪歯科大学付属病院にて研修
2016年4月
大阪市内の歯科医院にて研修
2021年4月
医療法人正歯会たまご歯科クリニックにて院長として就任
現在に至る