エナメル質形成不全
- 2024年2月14日
- 小児歯科
こんにちは🐣💕
今日は『エナメル質形成不全』という歯の異常歯について
お話ししていこうと思います😌
ぜひ最後までお付き合いくださいませ。
歯科医院でお子さんの変色した歯を診て「この歯はエナメル質形成不全です」と
言われた方もいるのではないでしょうか❓
聞きなれない病名ということもあり不安になりますよね。
実は永久歯では10%程度、乳歯ではそれ以下に見られる先天性異常のことなのです😲
歯の生えてくる時に色や特徴を知っていればわかるようになるかもしれません。
そして正しいケアが出来ていれば問題ない病気です🌞🌈
では、それは何か、どうすれば良いのか、
今からお話ししていきますね!!
ちゃんとした知識がないとすぐに虫歯になってしまうこともあるので、
大切な歯を守っていくために参考にしてみてください😌💗
エナメル質形成不全は歯の表面の病気です
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歯の表面はエナメル質という、人の体の中で1番硬いもので覆われています🦷
そのエナメル質が何らかの原因で、先天的に影響を受けて、
上手く作られなかった歯のことを、『エナメル質形成不全』と言います。
これは乳歯にも、永久歯にも見られます。
他の歯と比べて歯の質が弱かったり、柔らかかったりするので、
虫歯になりやすく、進行も早いです😱
そのため、日々注意して観察する必要があります😉
ご自身の歯・お子さんの歯を見てチェックしてみましょう
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🦷濃い白色をしている
🦷黄色っぽい色をしている
🦷茶色っぽい色をしている
1つでも当てはまれば、軽度のエナメル質形成不全の可能性があります。
🦷でこぼこしている
🦷穴があいているみたい
🦷欠けている
1つでも当てはまれば、重度のエナメル質形成不全の可能性があります。
原因は2つに分けられると言われています。
- 母親のお腹にいるときに作られる
↳歯は骨の中で作られてから生えてきます🦷
そこでエナメル質が作られ、発育してい時に、
何らかの全身的障害で歯の成長が一時的に阻害されることによって起こります🙀
歯は赤ちゃんがお腹の中にいる時から作られるので、
母体の状態が原因になることもあるのです😔
あとは1本だけでなく、複数の歯に見られることもありますし、
まれに遺伝によって発生することもあります😲
この場合は乳歯、永久歯の全ての歯に影響が出てしまいます。
『病気』『ビタミン不足』『栄養障害』『ホルモン異常』『フッ素』などの
無機物の影響など歯を診て原因を特定はできませんがこれらがあげられます😌
- 生後乳歯の外傷・虫歯が原因になっている
↳乳歯の時に虫歯がひどかったり、ぶつけたなどの外傷を受けたりした場合は、
これから生え変わってくる永久歯に影響が出ることがあります🦷
治療方法はフッ素で強化とプラスチックの樹脂で補強
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- 歯科医院で定期的にフッ素塗布していく
↳エナメル質がないことは虫歯菌が出す酸に弱い表面になっています😱
高濃度のフッ素を活用することで、歯の質を強化し、
溶けにくい強い歯を作ることが出来ます。
虫歯の予防にもなります😌✨
- プラスチックの樹脂で補強や修復
↳必要に応じて柔らかくなった所、でこぼこになっている所、
欠けた所にはコーティング剤やプラスチックで補強・修復をします🤭
あとは、大人になった時に見た目や色が気になる方は、
歯を削って、表面や全体をセラミックで覆うことも出来ます🦷
🦷お家でできること🏠
・お子さんであれば仕上げ磨きをすること
・フッ素濃度の高い麻磨き粉を使用しホームケアをすること
・子どもに弱い歯と鏡で見せて教えて歯磨きの意識を上げること
いかがでしたか🤭?
歯の先天性異常であっても予防でなんとかなることも
多いので、気になる方はいつでもたまご歯科で
お待ちしておりますね🤭♪
公文
【監修】 歯科医師 中野真伍
2014年3月
大阪歯科大学卒業
2015年4月
大阪歯科大学付属病院にて研修
2016年4月
大阪市内の歯科医院にて研修
2021年4月
医療法人正歯会たまご歯科クリニックにて院長として就任
現在に至る