デンタルフロス使い方
- 2025年4月17日
- 予防歯科
こんにちは😃
たまご歯科クリニックブログみて頂き有難うございます!
デンタルフロスは、歯ブラシだけでは届きにくい歯と歯の間や歯茎の境目の清掃に非常に効果的なツールです。ハブラシでブラッシングしただけでは、歯と歯の間は十分みがけない事があり、プラーク(歯垢)や食べかすが残ってしまいます。みなさんもご存じのとおり、むし歯や歯周病の原因はプラークです。正しい使い方をマスターすることで、口腔衛生を向上させ、虫歯や歯周病のリスクを低減することができます。
デンタルフロスを使って、ハブラシでは届かない、歯の側面についたプラークや、歯と歯の間に入りこんだ食べかすを、きれいに取り除きましょう。
それでは,デンタルフロスの使い方を詳しく説明します!
まずはフロスの準備から😊
🦷その 1.
デンタルフロスの選び方
デンタルフロスには、ナイロン製やポリフロス製、ワックスあり・なしのタイプなど、さまざまな種類があります。自分の歯や歯茎の状態に最適なものを選ぶことが重要です。初めて使う方や、歯と歯の間が狭い方は、ワックス付きのフロスを選ぶと滑りが良く使いやすいでしょう。又糸巻きタイプとホルダーつきタイプの2種類があります。ホルダータイプは指での操作が難しい方や初めて使う方に適しています。
🦷その2.
糸巻きタイプデンタルフロス
– **手を洗う**:フロスを使用する前に、手をしっかり洗い、清潔に保ちましょう。
– **適量をカット**:デンタルフロスは、約45センチメートル(18インチ)の長さを切り取ります。これくらいの長さがあれば、十分に使えます。
🦷その 3. フロスの持ち方
– **指に巻く**:切ったフロスの両端を中指に巻き付け、それぞれの指に少しずつ余裕を持たせます。この時、フロスを引っ張ることができるようにしておくと作業がしやすくなります。
– **親指と人差し指**:両手の親指と人差し指でフロスをつまみ、上下に動かせるようにします。
⭐️では本題のデンタルフロスの使い方です!
🦷その4. フロスの使い方
1. **フロスを挿入**:フロスを歯と歯の間に優しく挿入します。この時、急に力を入れず、ゆっくりと行いましょう。無理に挿入しようとすると、歯や歯茎を傷つける恐れがあります。
2. **C字型にする**:フロスを挿入したら、歯に対してC字型になるように曲げます。この形を作ることで、歯の表面にしっかりと密着させることができます。
3. **上下に動かす**:フロスを上下に優しく動かし、歯の表面と歯茎の間の汚れを取り除きます。特に歯茎のラインに注意を払い、優しく磨くように動かします。
4. **隣の歯へ移動**:フロスを抜いた後は、新しい部分を使いながら、となりの歯に移動します。この時、フロスを短くカットせず、指を使って使い続けます。
🦷その5. 注意点
– **無理に使わない**:フロスを使う際に、無理に歯間に押し込まないようにしましょう。痛みを感じた場合は、無理をせずに使用を中止してください。
– **定期的な交換**:フロスを使い終わったら、次の歯には新しい部分を使うことで、さらに効果的に汚れを取り除くことができます。使用後は、汚れや細菌が付着するので、定期的に新しいフロスに交換しましょう。
🦷その6. フロスを使う際のタイミング
デンタルフロスは、食後や就寝前の歯磨きの後に行うのが一般的です。この時間に使用することで、口腔内の清潔さを保つことができます。また、口腔内の健康を維持するためには、日常的にフロスを使うことが推奨されます。
🦷その7. その他のデンタルケア
デンタルフロスだけではなく、定期的な歯科医院での検診やプロフェッショナルクリーニングも重要です。
たまご歯科クリニックにいつでもご連絡お待ちしております❤️
また、口臭やその他の口腔内の問題を避けるためにも、うがいや舌磨きなども取り入れていくと良いでしょう。
### 結論
ブラシによるブラッシングだけでは、歯と歯の間のプラーク(歯垢)の61%しか除けなかったのに対して、フロスを併用すると79%まで除去できました。デンタルフロスは、効果的な口腔衛生のための大切なツールです。正しい使い方を覚え、定期的に使用することで、虫歯や歯周病のリスクを大幅に減少させることができます。口腔内の清潔を保ち、健康的な生活を送るために、ぜひデンタルフロスを取り入れてみてください。
笑顔、健康、最高‼️
たまご歯科クリニックです。🦷
0724386474
福田
【監修】 歯科医師 中野真伍
2014年3月 大阪歯科大学卒業
2015年4月 大阪歯科大学付属病院にて研修
2016年4月 大阪市内の歯科医院にて研修
2021年4月 医療法人正歯会たまご歯科クリニックにて院長として就任 現在に至る