こどもの下の歯がハの字に生えてきている|たまご歯科クリニック|大阪岸和田の歯科クリニック

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医療コラム

こどもの下の歯がハの字に生えてきている|たまご歯科クリニック|大阪岸和田の歯科クリニック

こどもの下の歯がハの字に生えてきている

こんにちは!たまご歯科クリニックです。

お父さん、お母さん、毎日のお仕事に家事、そして育児……本当にお疲れ様です。 仕上げ磨きの時、お子さんのお口の中をのぞいていて、「あれっ?」と手が止まってしまったことはありませんか?

最近、 「先生、生えてきたばっかりの下の前歯が、真っ直ぐじゃなくて『ハの字』に開いてるんです!これって、ガタガタになっちゃうサインですか?」

大切なお子さんのことですから、一度気になると心配になりますよね。今日はそんな「下の前歯のハの字」について、安心していただけるよう、分かりやすくお話ししていきますね!

実は「ハの字」はよくあること!

まず最初に、一番お伝えしたい結論から言いますね。 「生えはじめのハの字は、多くの場合は心配しすぎる必要はありません!」

これを聞いて、まずはホッと一息ついてくださいね(笑)。 実は、乳歯から永久歯(大人の歯)に生え変わる時期のこの状態には、ちゃんとした理由があるんです。専門用語では「醜いアヒルの子時代(アグリー・ダックリング・ステージ)」なんて呼んだりもします。

「アヒルの子が最後は綺麗な白鳥になるみたいに、今はちょっとバラバラでも、後から綺麗に整うから大丈夫!」という、なんとも愛嬌のある名前ですよね。

なぜ「ハの字」に生えてくるの?

これには、歯ぐきの中の「場所取り合戦」が関係しています。

1. 永久歯は乳歯よりデカい!

大人の歯は、子供の歯に比べて一回りも二回りも大きいです。 でも、顎(あご)の成長はまだ追い付いていないことが多いんですね。狭いスペースに大きな歯が無理やり割り込んで生えてくるので、最初はちょっと斜めを向いたり、ハの字になったりして、なんとか場所を確保しようとするんです。

2. 隣の歯に押されている

まだ生えていない「お隣の歯(2番目の歯)」が、歯ぐきの中でスタンバイしています。そのお隣さんが、今生えている歯の根っこをグイッと押しているせいで、頭の部分がパカッと開いて「ハの字」に見えることもあるんですよ。

「様子を見てええ場合」と「相談してほしい場合」

「大丈夫」と言われても、やっぱり基準が知りたいですよね。歯医者さんらしく、ざっくばらんに見極めポイントをお教えします。

◎ 様子を見て大丈夫なケース

  • 生えてきたばっかり!: 歯は生え揃っていく過程で、隣の歯との押し合いへし合いを経て、自然と正しい位置に収まることが多いです。

  • 指しゃぶりなどの癖がない: 特に強い癖がなければ、成長とともに改善する可能性が高いです。

△ 一度診せてほしいケース

  • ハの字が極端に開いている: あまりにも隙間が広い場合は、歯ぐきの中に余計な歯(過剰歯)が隠れていることがあります。

  • 反対咬合(受け口)になっている: 下の歯が上の歯より前に出すぎている場合は、早めのチェックが安心です。

  • 全然動く気配がない: 数ヶ月経っても位置が変わらず、お隣の歯も生えてこない時は、レントゲンを撮ってみるのが一番のスッキリポイントです。

お家でできる「見守り方」のコツ

お父さん、お母さんに今日からやってみてほしいのは、「あせらないこと」「写真を撮っておくこと」です。

お口の中の変化は、毎日見ていると意外と気づきにくいもの。「ハの字やなぁ」と思った時に、スマホでパシャリと1枚撮っておいてください。3ヶ月後、半年後に見比べた時、「あ、ちょっと隙間が閉じてきたかも?」「お隣さんも見えてきたな」と変化が分かると、安心材料になります。

もし、その写真を見て「やっぱり不安……」と思ったら、そのスマホを持って当院へお越しください!「先生、この写真見て!」と見せていただければ、私たちも経過が分かりやすくて、すごく助かるんです。

矯正は早ければ早いほどええの?

「ハの字=即、矯正!」と思われがちですが、実はそうとも限りません。 顎の成長を促すようなトレーニングや、簡単な装置で解決する場合もあれば、「今はまだ手を出さずに、成長を待つのがベスト!」という判断になることも多いです。

私たちは、お子さんの将来の笑顔はもちろん、「今のご家族の負担」も大切に考えたいと思っています。 無理に急がせるようなことはしませんので、セカンドオピニオンのような気持ちで、お散歩ついでに寄ってみてくださいね。

もちろん矯正のご相談、ご予約も承っています!

最後に:お母さんの「直感」は大事です

色々とお話ししましたが、やっぱり一番近くで見守っているお父さん、お母さんの「なんか気になる」「いつもと違う気がする」という感覚は、何よりも正しいことが多いです。

「こんな些細なことで歯医者行ってもいいのかな?」なんて思わないでくださいね。 「何もなくて、安心しに来ました!」 これ、実は私たち歯医者にとって一番嬉しい言葉なんです。

「ハの字」をきっかけに、お子さんが歯医者さんに慣れて、お口の健康に興味を持ってくれたら、それはもう大成功!

検診のついでに、学校での出来事や最近ハマっている遊びのお話も聞かせてくださいね。お口のチェックをしながら、一緒にお子さんの成長を見守っていければ幸せです。

【監修】 歯科医師 中野真伍
2014年3月
大阪歯科大学卒業
2015年4月
大阪歯科大学付属病院にて研修
2016年4月
大阪市内の歯科医院にて研修
2021年4月
医療法人正歯会たまご歯科クリニックにて院長として就任
現在に至る

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