インプラント一回法と二回法について
- 2025年5月12日
- インプラント
こんにちは、たまご歯科クリニックです
いつもご覧いただきありがとうございます(*^_^*)✨
皆さんは、虫歯や歯周病、事故などによって歯が無くなってしまっ
歯を失った際の治療法は今までだと、入れ歯(義歯)、もしくはブ
なので今回はインプラントについてお話ししていきたいと思います
まずインプラントとは、体内に埋め込む医療機器や材料の総称です\(◎o◎)/!
インプラントは、”植える”という意味を持つ言葉で、そこから医療用語とし
心臓のペースメーカー、人工関節、美容成形の目的で体内に埋め込
歯が無くなった場合に、顎骨に埋め込む人工歯根もインプラントの
インプラントは、噛む力に耐えられる強度があり、体に馴染みやす
インプラントと骨との結合を促進する目的で、インプラント表面を
インプラントの手術は、失われた歯のあごの骨の中に手術により、
この人工的な歯根をフィクスチャーと言います。
さらにこの人工的な歯根(フィクスチャー)の上に、もともとある
この人工歯とフィクスチャーを繋ぐ接続部をアバットメントと言い
結果としてインプラントは、顎骨に埋入するフィクスチャー、アバ
また、インプラントの治療には、一回法と二回法があります。
この違いを簡単にお伝えすると、歯茎を切る手術を一回するか二回
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~ 一回法の治療手順とは ~
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①歯茎を切開して骨に穴を開ける
②インプラ
③アバットメントの部分が歯茎から出た状態
④上部構造(被せ物)を装着する
一回法は一回で手術を終わらせるので、患者様の負担が少なく、手術コストも抑えられます。
デメリットとしては、傷の治りを待たずに一回で治療する為、感染リスクが高まります。
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~ 二回法の治療手順とは ~
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①一次手術で歯茎を切開してドリルで歯槽骨に穴
②穴にインプラントを埋入する
③歯茎を縫合して一旦閉じ
④二次手術で歯茎を再度切開してイ
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二回法では一回法よりも感染リスクが低くなる、安全性が高く、様
デメリットとしては、外科手術が二回必要になることですが、二次
どちらもメリット、デメリットがあり、患者さんのお口の状態によ
インプラント治療は、骨の骨量や骨質(人によって骨が硬かったり
ですがその反面、残っている歯への負担がなく、自身の歯に近い機
しかしながらインプラントは人工物なので埋入すればトラブルは皆
それをインプラント周囲炎と言います。
これは、天然歯における歯周炎と同様に歯垢(プラーク)による炎
インプラントにすれば歯周病の心配がゼロになるということはあり
歯周病原因菌によってインプラント周囲の骨が吸収する、つまり天
さらにはインプラント周囲炎は天然歯の歯周病に比べ、進行が10
理由はまず、天然歯には歯根膜という知覚神経が存在しているので
ですが、インプラントは骨と直接接触しているのでこの歯根膜があ
他にも天然歯は、歯茎、骨、歯根膜の3つから血液供給を受けてい
ですが、インプラントには歯根膜が存在しないため、血液供給が歯
そのため、インプラント治療を行ったあとも、日々の正しいブラッ
以上がインプラントについてのお話でした。
インプラント治療は、トラブルの多い治療のような印象があります
インプラント治療を行う際は、担当医と十分に相談して、納得した
監修】 歯科医師 中野真伍
2014年3月
大阪歯科大学卒業
2015年4月
大阪歯科大学付属病院にて研修
2016年4月
大阪市内の歯科医院にて研修
2021年4月
医療法人正歯会たまご歯科クリニックにて院長として就任
現在に至る