デンタルフロスの使い方
- 2025年7月28日
- 虫歯治療
こんにちはたまご歯科クリニックです。
本日はデンタルフロスの使い方のお話しになります!!
デンタルフロスは、歯と歯の間のプラークや食べカスを取り除くための効果的な道具です。正しい使い方を理解することで、口腔衛生を向上させ、虫歯や歯周病の予防に役立ちます。ここでは、デンタルフロスの使い方、選び方、そして注意点について詳しく説明します。
1. デンタルフロスの種類
デンタルフロスにはいくつかの種類があります。主なものには以下のようなものがあります。
ワックス付きフロス: 滑りが良く、歯と歯の間に入りやすいです。初心者におすすめ。ワックスなしフロス: 薄く、歯間の汚れをしっかり掻き取れるため、歯並びが良い人や、歯槽膿漏の予防に効果的。
大きな歯のための特別なフロス**: ブリッジやインプラントがある場合に使える設計になっています。
フロスピック: 持ち手がついているため、奥歯も使いやすい。
2. デンタルフロスの使い方
ステップ1: 準備
まず、手を洗い、デンタルフロスを用意します。フロスは約45cmほどの長さを切ります。片手の親指と中指にフロスを巻き付け、もう一方の手の人差し指でフロスを支えます。
ステップ2: 入れ方
フロスを歯と歯の間に優しく挿入します。このとき、歯茎を傷つけないように注意してください。歯間にフロスが入ったら、フロスを「C」字型に曲げるようにします。
ステップ3: 動かし方
フロスを歯の表面に沿って上下に滑らせます。この時、歯茎に対して優しく動かすことが重要です。無理に引っ張ったり、上下に激しく動かすと、歯茎を傷める可能性があります。
ステップ4: 取り外し
フロスを取り出す際も注意が必要です。歯間からフロスを外す際は、引っ張らずに、優しく抜き取ります。フロスを使用した後は、雑菌が繁殖しやすいので、使ったフロスは適切に処分しましょう。
ステップ5: 繰り返し
すべての歯間について同様の手順で行います。特に奥歯や歯並びが悪い部分は、丁寧に使用することを心掛けましょう。必要に応じて、新しい部分のフロスを使ってください。
3. 効果的な使用タイミング
デンタルフロスは、歯磨きの前後に使用することができますが、一般的には歯磨きの前に使用するのが効果的です。フロスで歯間のゴミやプラークを取り除いた後に歯磨きを行うことで、歯磨きの効果をより高めることができます。
4. 注意点
力を入れすぎない**: 歯茎を傷めないように優しく扱います。
感染のリスクを避ける**: フロスを使った後は手を洗い、口内の清潔を保ちましょう。
定期的なチェック**: デンタルフロスの使い方に不安がある場合や、出血が続く場合は、歯科医に相談することをお勧めします。
5. デンタルフロスを使うメリット
虫歯予防: 食べかすやプラークを除去することで、虫歯のリスクを減少させます。
歯周病予防: 歯茎の健康を保ち、歯周病の予防に寄与します。
口臭予: 食べかすが溜まることで発生する嫌な臭いを防ぎます。
6. まとめ
デンタルフロスは口腔衛生を維持する上で欠かせないアイテムです。正しい使い方を理解し、日常のケアに取り入れることで、健康的な口内環境を維持することが可能です。適切な方法でフロスを使用し、何よりもその習慣を続けることが大切です。定期的な歯科検診と合わせて取り入れ、より良い口腔衛生を目指しましょう。
デンタルフロスの使い方:徹底ガイド – 虫歯・歯周病予防の秘訣
デンタルフロスは、歯ブラシだけでは届きにくい歯と歯の間や歯周ポケットの汚れを除去し、虫歯や歯周病を予防するために非常に重要なオーラルケア用品です。しかし、「使い方がよくわからない」「面倒くさい」と感じている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、デンタルフロスの種類から正しい使い方、選び方のポイント、使用上の注意点まで、1800文字で徹底的に解説します。今日からデンタルフロスを習慣に取り入れ、健康な歯を長く保ちましょう。
1. デンタルフロスの種類
デンタルフロスには、大きく分けて以下の2つのタイプがあります。
* 糸巻きタイプ(ホルダーなし):
必要な長さに切って指に巻き付けて使用するタイプです。
価格が安く、経済的です。
自分でフロスの角度や動かし方を調整できるため、細かい部分まで丁寧に清掃できます。
慣れるまで少し練習が必要ですが、使いこなせれば最も効果的なタイプと言えます。
* ホルダー付きタイプ:
柄が付いているため、糸を指に巻き付ける必要がなく、手軽に使用できます。
奥歯など、手が届きにくい場所でも比較的簡単に清掃できます。
糸巻きタイプに比べて価格が高めです。
ホルダーの形状によっては、清掃しにくい場所もあります。
さらに、糸の素材や形状によっても種類があります。
ワックス付き: 歯と歯の間に挿入しやすく、初心者にもおすすめです。
ワックスなし:より歯垢を絡め取りやすく、清掃効果が高いですが、歯の間が狭い場合は挿入しにくいことがあります。
エキスパンドタイプ: 唾液に触れると膨らむため、歯と歯の間の隙間が大きい場合に適しています。
テープタイプ: 幅広のテープ状で、歯と歯の間の面を効率的に清掃できます。
2. デンタルフロスの正しい使い方(糸巻きタイプ)
1. フロスを準備する: 約40cmのフロスを切り取り、両手の中指に2~3回巻き付けます。フロスの長さは、指の間隔が10~15cm程度になるように調整します。
2. フロスを保持する:両手の親指と人差し指でフロスをピンと張ります。この時、フロスの長さは1~2cm程度になるように調整します。
3. 歯と歯の間に挿入する: フロスをゆっくりと歯と歯の間に挿入します。歯茎を傷つけないように、のこぎりのように少しずつ左右に動かしながら挿入するのがコツです。歯と歯の間が狭い場合は、ワックス付きのフロスを使用すると挿入しやすくなります。
4. 歯面に沿って動かす:歯面に沿ってフロスを上下に動かし、歯垢や食べかすを丁寧に除去します。歯茎の中(歯周ポケット)にも少しフロスを入れ込むように意識しましょう。
5. 隣の歯も同様に行う:片方の歯の側面が終わったら、フロスを歯から離し、隣の歯の側面も同様に清掃します。
6. フロスを取り出す: フロスをゆっくりと歯と歯の間から引き抜きます。
7. 使用済みのフロス: 使用済みのフロスには、歯垢や食べかすが付着しているので、必ず新しいフロスを使用しましょう。
8. 全ての歯に行う:上記の手順を、全ての歯と歯の間に行います。奥歯は手が届きにくいので、鏡を見ながら丁寧に行いましょう。
3. デンタルフロスの正しい使い方(ホルダー付きタイプ)**
1. ホルダーを準備する: ホルダー付きフロスを1本準備します。
2. 歯と歯の間に挿入する: ホルダーの柄を持ち、フロス部分をゆっくりと歯と歯の間に挿入します。歯茎を傷つけないように、優しく挿入しましょう。
3. 歯面に沿って動かす: 歯面に沿ってフロスを上下に動かし、歯垢や食べかすを丁寧に除去します。歯茎の中(歯周ポケット)にも少しフロスを入れ込むように意識しましょう。
4. 隣の歯も同様に行う: 片方の歯の側面が終わったら、フロスを歯から離し、隣の歯の側面も同様に清掃します。
5. フロスを取り出す: フロスをゆっくりと歯と歯の間から引き抜きます。
6. 使用済みのフロス: 使用済みのフロスには、歯垢や食べかすが付着しているので、必ず新しいフロスを使用しましょう。
7. 全ての歯に行う: 上記の手順を、全ての歯と歯の間に行います。
- デンタルフロスの選び方
*
自分の歯の状態に合ったものを選ぶ:歯と歯の間が狭い場合はワックス付き、広い場合はエキスパンドタイプなど、自分の歯の状態に合わせて選びましょう。
* 使いやすいタイプを選ぶ:糸巻きタイプとホルダー付きタイプで、どちらが使いやすいか試してみましょう。
* 香味で選ぶ: フレーバー付きのフロスは、爽快感があり、楽しくフロッシングできます。
* 歯科医師や歯科衛生士に相談する: どのフロスが自分に合っているか迷ったら、歯科医師や歯科衛生士に相談してみましょう。5.
デンタルフロス使用上の注意点*
力を入れすぎない: 歯茎を傷つけないように、優しく丁寧にフロッシングしましょう。
* 毎日使用する:1日1回、できれば毎食後に使用するのが理想的です。
* 歯ブラシと併用する: デンタルフロスは、歯ブラシだけでは落としきれない汚れを除去するものです。必ず歯ブラシと併用しましょう。
* 出血した場合: 最初は歯茎から出血することがありますが、正しく使用していれば徐々に止まります。出血が続く場合は、歯科医師に相談しましょう。
* フロスが引っかかる場合: 虫歯や詰め物が原因でフロスが引っかかることがあります。歯科医師に相談し、適切な治療を受けましょう。6.
まとめ デンタルフロスは、虫歯や歯周病を予防するために欠かせないオーラルケア用品です。正しい使い方をマスターし、毎日継続することで、健康な歯を長く保つことができます。この記事を参考に、今日からデンタルフロスを習慣に取り入れ、お口の健康を守りましょう。 さらに、定期的な歯科検診を受けることで、虫歯や歯周病を早期発見・早期治療することができます。デンタルフロスと歯科検診を組み合わせることで、より効果的に口腔内の健康を維持することができます。
虫歯にならないようデンタルフロスはしっかりしましょう!!
【監修】 歯科医師 中野真伍
2014年3月
大阪歯科大学卒業
2015年4月
大阪歯科大学付属病院にて研修
2016年4月
大阪市内の歯科医院にて研修
2021年4月
医療法人正歯会たまご歯科クリニックにて院長として就任
現在に至る