口呼吸について対策編
こんにちは🐣💕
今日は以前お話しさせて頂いた口呼吸がもたらすこと
の、第2段『口呼吸への対策』についてお話ししていこうと思います😌
おさらいも含めてご説明していきますね(^^♪
みなさま前回の口呼吸がもたらす10つの起こることを
覚えていますでしょうか😳?
- 前歯の虫歯が増える
- 歯茎が腫れて歯周病化する
- 口臭が出てくる
- 歯に着色が付きやすくなる
- 出っ歯になる可能性がある
- 下顎だけが成長し受け口になりやすい
- たるんだような顔になりやすい
- アレルギーを起こしやすい
- 風邪をひきやすい
- 睡眠時に無呼吸症候群になりやすい
口呼吸をしているとこんなにも起こりうるかもしれないことが多かったですよね(`・ω・´)
近年コロナ流行でマスクをする習慣があったので
鼻で呼吸すると酸素を取り込む量が少なくなってしまう為
苦しくてつい、酸素が多く取り込めるお口で呼吸する頻度が増え
それが習慣化してしまう方がいらっしゃいます😲
長い間、たまご歯科に通って頂いている方でも
『あれ?こんなにも虫歯になりやすかったかな?』と感じる方が
増えていました😳
最近はマスク着用の緩和や、定期健診に来て頂いている方には
口呼吸のリスクやフッ素塗布、ブラッシング指導をすることで
むし歯の罹患リスクが減少傾向になってきていますが
まだまだ気づいていない方もいるのではないでしょうか❔
前回の記事を読んでいない方はぜひ、戻って読んで頂けたらなと思います😌♪
そして肝心なその口呼吸への対策ですが、
- アレルギーなどで鼻づまりが起きてる場合は耳鼻科に行く。
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鼻炎や、花粉、アレルギーなどが100%原因であり、
鼻づまりが起きている場合はまず耳鼻科での治療が必要になってきます。
アレルギー性鼻炎、蓄膿症等の治療を行いある程度鼻の通りをよくする
必要があります。
- 寝るときに唇にテープを張る
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ドラックストアや、通販等で売っている『鼻呼吸テープ』というものを
一度は目にしたことがあるのではないでしょうか❔
鼻につけるものではなく、夜寝るときに唇を閉じるために使うもので、
唇を閉じる意識を付けるためには効果的です。
- 多少苦しくても鼻呼吸をして、鼻の機能を活性化させる
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鼻呼吸が多少出来るようなら、無理してでも鼻呼吸を行って行くといいです。
始めは鼻呼吸の割合が例え10%程度でも意識して行なうと
その割合は増えていきます。
- 口呼吸と出っ歯(上顎前突)を改善する
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歯並びは舌や口の周りの筋肉、そして呼吸の仕方によって悪くなります。
専門の装置を使いながら歯並びを悪くしている原因を
根本的に治療をする方法です。
これにより口呼吸と歯並びを同時に治療していきます。
- 緩んだ口の周りの筋肉をトレーニングする
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口呼吸の方は口をいつも開けているため、唇が反って、筋肉が弱い方が多いです。
舌や口の周りの筋肉を正しく使えるように練習したりすることによって
口の周りの筋肉を鍛え、しっかり口が閉じられる力をつけていきます。
- 上顎と鼻腔を拡げ鼻の通りを良くする拡大床
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小学生くらいまでの年齢であれば上顎を広げることによって
鼻腔を広げることができます。上顎と鼻腔はつながっています。
狭くなってしまった上顎を専用の矯正装置によって広げ、
一緒に鼻腔を広げることによって鼻の通りがよくなります。
いかがでしたか?
対策をすることによって口呼吸から鼻呼吸に戻ることも可能ですので
ぜひためしてみてくださいね(*^。^*)
公文
【監修】 歯科医師 中野真伍
2014年3月
大阪歯科大学卒業
2015年4月
大阪歯科大学付属病院にて研修
2016年4月
大阪市内の歯科医院にて研修
2021年4月
医療法人正歯会たまご歯科クリニックにて院長として就任
現在に至る