唾液の働きのお話②
- 2023年12月1日
- 虫歯治療
こんにちは🐣💕
昨日、唾液の働きについて投稿させて頂いたのですが、
見て頂けたでしょうか❔
今日はそのお話しの続きをしたいと思います(`・ω・´)👍
唾液が減ったらお口の中では何が起きるのか
みなさんに知って頂けたらなと思います🤭
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・ むし歯が増える ・
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唾液が減ると虫歯が増えます😨😨
歯は唾液によって食べ物の刺激を減らしたり、
溶けた歯を再生したり、虫歯菌の出す酸を中和したりして、
虫歯にならないように守られています🥺🥺
唾液が減ると唾液のバリアーが無くなるため虫歯になりやすくなります😨
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・ 歯周病が進行しやすくなる ・
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唾液が減ると歯周病が進行しやすくなります🙀
歯周病菌はもともと口の中に住んでいる細菌です!
唾液によって細菌の数や割合がコントロールされています🥺
唾液が減り、唾液の抗菌作用がなくなると
毒性の強い歯周病菌がより多く繁殖しやすくなります(;´・ω・)💦
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・ 口内炎ができやすくなる ・
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唾液が減ると舌や口の中の粘膜に傷が付きやすくなり、
口内炎ができやすくなります🥺
粘膜は唾液によって保護され、殺菌されています!!
唾液が減ると食べ物や歯が粘膜に擦れ、傷ができて口内炎ができます😱
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・ 口臭がきつくなる ・
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口の中は細菌が多い場所です。
唾液の殺菌作用などによって細菌の量や割合がコントロールされています。
唾液が減ることで細菌の数や割合が崩れ、口臭が強くなってしまいます😱😱
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・ カビが生える ・
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口の中は適度な温度と湿度でカビが生えやすい環境です😱
唾液の抗菌作用や洗い流す作用によって清潔に保たれています(^^♪
唾液が減ると口の中にもともと存在するカンジダ菌というカビ菌の一種が繁殖し、
歯茎の痛みやピリピリ感が出やすくなってしまうのです🙀💦
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・ 入れ歯が痛くなったり、取れやすくなる ・
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唾液が減ると入れ歯の調子が悪くなります🦷🦷💔
入れ歯は粘膜の上に乗っています。
唾液が減ると粘膜が乾き、入れ歯が歯茎と擦れ、痛みが出ます😱
また、入れ歯は唾液によって粘膜とくっつくように出来ています🌼
唾液が減ることによって入れ歯が落ちやすくなるのです🥺
ここまでで唾液の大切さが、前回よりさらに
よく知って頂けたかなと思います(^^♪
そのすごくすごく大切な唾液が少なくなってしまう原因なのですが…
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・ 薬の副作用 ・
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自律神経、花粉症、高血圧の薬などの中には
唾液の量を少なくしてしまう副作用があります😌
特に精神科で出される薬に唾液を少なくする成分が
含まれていることが多いです😌
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・ お口で呼吸をしている ・
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マスク生活などがここ何年かでグンっとあがったことで
鼻で呼吸することが苦しくなったりして、
お口で呼吸する方が増加傾向にあります😌
もちろんもともとの方もいますが、やはりお口で呼吸することは
唾液の分泌を減少させてしまいます🙀🙀💦
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・ 更年期症候群 ・
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唾液の量は年齢とは関係がないと言われていますが、
更年期障害になると唾液が少なくなる方がいます。
口の中が乾く感じや歯茎の違和感を訴える方が多いです🥺
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・ シェーグレン症候群 ・
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シェーグレン症候群とは自己免疫疾患のひとつで、
自分の免疫細胞が唾液腺を攻撃して壊してしまう病気です。
そのほかにも涙腺を攻撃するためドライアイや
ドライマウスなどになってしまったりします🙀
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・ Ⅹ線治療 ・
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がんの治療で放射線を唾液腺に浴びてしまうと、
唾液が少なくなってしてしまうことがあります。
がん治療の放射線は強力なため唾液腺が破壊されてしまい
唾液の量が少なくなっていきます😱
唾液腺のマッサージなどで対策したり、
潤滑ジェルをたまご歯科でも販売していますので
またおまちしておりますね😊🌈
公文
【監修】 歯科医師 中野真伍
2014年3月
大阪歯科大学卒業
2015年4月
大阪歯科大学付属病院にて研修
2016年4月
大阪市内の歯科医院にて研修
2021年4月
医療法人正歯会たまご歯科クリニックにて院長として就任
現在に至る