嚙み合わせが悪いとどうなる??
- 2024年2月29日
- 噛み合わせ
こんにちは(^o^)
たまご歯科クリニックです!!
今回は、”嚙み合わせ”についてのお話しです。
🦷嚙み合わせが悪い原因と治療方法は❓🦷
噛み合わせを改善する治療方法は、噛み合わせが悪くなっている原因によって決まります。
そこで、噛み合わせが悪くなる原因を3つのパターンに分けて考えてみます。
原因1. 歯並びが悪い
まず、噛み合わせが悪い原因として真っ先に考えられるのは歯並びの悪さです。
歯並びが凸凹した状態だと均等に噛むことができないため、噛み合わせが悪くなります。
この場合、矯正治療を行って歯並びを改善することが噛み合わせの改善につながります。
原因2. 詰め物や被せ物の高さが合っていない、虫歯治療などで処置した詰め物や被せ物が高い、もしくは低いと噛み合わせが悪くなります。
この場合、天然の歯を触ることなく詰め物や被せ物の高さを調整して噛み合わせを改善します。
ただし詰め物や被せ物が低い場合は再製作が必要となるため、少々時間が掛かります。
原因3. 歯ぎしりや舌癖
歯ぎしりは摩擦で歯を擦り減らし、舌癖は舌で歯を押すことで歯が動いて噛み合わせが悪くなります。
最も、舌癖は自分の意思で行っているため、意識すれば止めることができるでしょう。
問題は就寝中に無意識に行う歯ぎしりで、この場合は専用のマウスピースを着用して対処します。
💮噛み合わせが悪くなっている原因は様々ですが、一般的にはこのような「歯並びの悪さ」、「詰め物や被せ物の高さのズレ」、「歯ぎしりや舌癖」の可能性が高いでしょう。
🦷嚙み合わせが悪いとどうなる❓🦷
噛み合わせが悪いというのは虫歯や歯周病のような病気ではありません。しかし、噛み合わせの悪さを放置すると以下のような問題が起こります。
- 頭痛や肩こりを引き起こす
噛む筋肉の中には広頸筋と側頭筋があり、
これらはそれぞれ首から肩、顎の関節から頭の横につながっている筋肉です。
噛み合わせが悪いとこれらの筋肉が影響を受け、肩こりや頭痛を引き起こしてしまいます。
- 歯ぎしりをしやすくなる
噛み合わせが悪くなる原因の1つでもある歯ぎしりですが、噛み合わせが悪いことで起こる問題でもあります。
歯ぎしりをするようになると摩擦で歯にダメージを与え、表面のエナメル質を傷つけてしまいます。
そうなると知覚過敏になってしまい、触れることや温度差を感じることでしみるようになってしまいます。
- 虫歯になりやすい
歯並びの悪さが原因で噛み合わせが悪い場合に起こる問題です。
歯並びが悪ければ歯磨きがしづらくなり、どうしても磨き残しが増えてしまいます。磨き残しが増えればプラークが溜まり、虫歯になるリスクが高まってしまいます。
- 見た目に影響する
歯並びの悪さで噛み合わせが悪ければ、歯並びが悪い点で見た目が悪くなります。
また、受け口や出っ歯などによって噛み合わせが悪い場合も見た目に影響しますし、噛み合わせが悪いと顎の形が変形するため、顔の輪郭も歪んで見えてしまいます。
- 顎関節症になりやすい
噛み合わせが悪いと顎の関節に過剰な負担を掛けてしまうため、顎関節症になりやすくなります。最も、噛み合わせが良い人でも顎関節症になることはありますが、
噛み合わせが悪い人の場合はそのリスクが高まる上、顎関節症になった時に重症化しやすい傾向があります。
💮このように噛み合わせが悪いと「見た目」、「全身の健康」など、口の中以外の箇所にまで悪影響を及ぼしてしまうため、治療による改善をおすすめします。
当院では、一般歯科、他、矯正歯科は初回無料相談も行っていますのでお声がけ下さいね(*^^*)
【監修】 歯科医師 中野真伍
2014年3月
大阪歯科大学卒業
2015年4月
大阪歯科大学付属病院にて研修
2016年4月
大阪市内の歯科医院にて研修
2021年4月
医療法人正歯会たまご歯科クリニックにて院長として就任
現在に至る