歯ぐきが下がると老けて見える理由とは?
歯ぐきが下がると老けて見える理由とは?
「最近なんだか老けた気がする」
「しわやたるみが気になる」
そう感じたとき、多くの方は目元や肌ばかりを気にします。
歯ぐきが下がることは、見た目の問題だけでなく、 お口の健康にも深く関係しています。今回は、 歯ぐきが下がるとなぜ老けて見えるのかを、 歯科の視点から詳しく解説します。
歯ぐきが下がる「歯肉退縮」とは?
歯ぐきが下がる状態を、歯科用語で**歯肉退縮( しにくたいしゅく)**といいます。
本来、歯の根元を覆っている歯ぐきが徐々に下がり、 歯が長く見える状態です。
歯肉退縮は加齢だけが原因ではなく、
・歯周病
・強すぎる歯みがき
・歯ぎしり、食いしばり
・噛み合わせの乱れ
など、さまざまな要因で起こります。
老けて見える理由① 歯が長く見えるから
歯ぐきが下がると、歯の根元が露出し、 歯が実際よりも長く見えるようになります。
歯が長いと、口元が間延びした印象になり、 顔全体が老けて見えやすくなります。
特に前歯は目立ちやすく、 写真や会話中の表情で年齢印象に直結します。
老けて見える理由② 口元のハリが失われる
歯ぐきは、 歯だけでなく口元のハリや支えの役割も果たしています。
歯ぐきが下がると、その支えが弱くなり、
・口元がへこむ
・ほうれい線が目立つ
・口角が下がる
といった変化が起こりやすくなります。
これにより、疲れて見えたり、 不機嫌そうに見えたりすることもあります。
老けて見える理由③ 黒ずみ・影が目立つ
歯ぐきが下がると、歯と歯ぐきの境目に影ができやすくなります。
また、歯の根元はエナメル質が薄く、色が暗いため、 口元全体がくすんだ印象になります。
どれだけ肌がきれいでも、 口元が暗いと一気に年齢を感じさせてしまいます。
老けて見える理由④ 歯周病が進行している可能性
歯ぐきが下がる原因の多くは歯周病です。
歯周病が進行すると、
・歯ぐきの腫れ
・出血
・口臭
なども起こりやすくなります。
これらは清潔感を損ない、 見た目年齢をさらに引き上げてしまいます。
歯ぐきが下がると起こる見た目以外の問題
歯ぐきが下がる影響は見た目だけではありません。
・知覚過敏が起こりやすい
・虫歯(根面う蝕)のリスクが上がる
・歯が揺れやすくなる
・最悪の場合、歯を失う原因になる
「見た目が気になる」という段階で対処することが、 歯を守ることにもつながります。
歯ぐきを下げないためにできること
歯ぐきの後退を防ぐためには、以下が重要です。
・力を入れすぎない歯みがき
・自分に合った歯ブラシ選び
・歯ぎしり、食いしばりのチェック
・定期的な歯科検診
・歯周病の早期治療
特に自己流のケアでは気づけない部分を、 歯科医院で定期的に確認することが大切です。
まとめ:若々しさは歯ぐきから守れる
歯ぐきは普段あまり注目されませんが、 口元の印象を大きく左右する重要な存在です。
歯ぐきが下がると、歯が長く見え、口元のハリが失われ、 老けた印象につながります。
「最近、口元が気になる」と感じたら、 それは歯ぐきからのサインかもしれません。
早めのケアで、健康的で若々しい口元を守っていきましょう。
【監修】 歯科医師 中野真伍
2014年3月
大阪歯科大学卒業
2015年4月
大阪歯科大学付属病院にて研修
2016年4月
大阪市内の歯科医院にて研修
2021年4月
医療法人正歯会たまご歯科クリニックにて院長として就任
現在に至る
2014年3月
大阪歯科大学卒業
2015年4月
大阪歯科大学付属病院にて研修
2016年4月
大阪市内の歯科医院にて研修
2021年4月
医療法人正歯会たまご歯科クリニックにて院長として就任
現在に至る


