歯周病について
- 2024年10月12日
- その他
こんにちは🐣💕
みなさま歯周病についてはブログ通していろいろ知って頂けたかなと思いますが
自分がまさか歯周病と思っている方も多いのではないでしょうか？
歯周病は成人の『約８割が感染している』と言われています。
今日はそんな歯を失う１番の原因である、
おそろしい歯周病の全身疾患へ繋がることについてお話ししていこうと思います😌
歯周病のセルフチェックも最後に記載しますので
ぜひご参照くださいませ🙇
歯周病とは、細菌感染によって引き起こされる炎症性疾患です。
歯と歯肉の境目（歯肉溝）の清掃が行き届かないことで、
歯垢が蓄積し歯肉の発赤、腫脹 がみられます。
進行すると、歯と歯肉の境 目（歯周ポケット）が深くなり、
歯を支える土台（歯槽骨と呼ばれる歯を支えている骨）が溶けて
歯がグラグラ動くようになり、 最終的には抜け落ちてしまったりします。
その歯周病に罹患していると全身疾患に繋がっていくのです。
- 心臓疾患系疾患
⇒歯周病の方は心筋梗塞のリスクが３倍高い
- 低体重出産
⇒歯周病の方は早産のリスクが７倍高い
- 関節リウマチ
⇒歯周病の方は関節リウマチの罹患率が２倍以上
- 骨粗しょう症
⇒骨密度が低下するので歯周病も進行する。
- 呼吸器系疾患（誤嚥性肺炎）
⇒歯周病の原因菌が肺炎を併発させる
- 糖尿病
⇒インスリンの感受性の低下
- 肥満・メタボリックシンドローム
⇒肥満の人は歯周病になりやすいと言われている。
- アルツハイマー型認知症
⇒アルツハイマー型認知症患者の脳内から歯周病菌が
見つかったことが報告されている。
- 非アルコール性脂肪性肝炎（NASH）
⇒血液に侵入した歯周病菌や、歯周病の影響でNASHの病態を
悪化させると考えられている。
ただ歯周病は軽度ですと気づかないことも多く
たまご歯科にご来院の方もご自身が歯周病と聞いて
驚かれる方がほとんどです。
・朝起きたとき、口の中がネバネバする。
・ブラッシング（歯磨き）時に出血する。
・口臭が気になる。
・歯肉（歯茎）がむずがゆい、痛い。
・歯肉が赤くはれている。
・かたい物が噛みにくい。
・歯が長くなったような気がする。
・前歯が出っ歯になったり、歯と歯の間 に隙間がでてきた。食物が挟まる。
いくつかあてはまりましたか？
歯周病には歯石がついて進行するだけでなく
他にもいろんな原因もあります。
例えばですが
糖尿病などの生活習慣、喫煙習慣、歯ぎしり・くいしばり
歯牙接触癖（TCH）、薬などの副作用、妊娠、遺伝なども
原因の可能性もございますので一度歯科医院で診断してもっては
いかがでしょうか？(*^^*)
ご自身の歯周病の原因がわかっていると対策もしやすいと思います😌
歯科医院での歯石取りも大切ですが、
最も重要なのがホームケアになります。
いくら歯石を２、３ヶ月に一回除去していても
ご自身にあった歯磨き、歯ぎしりをしているなら
寝るときにナイトガードを装着するなど、
対策をしていないと最大限の予防ができません。
たまご歯科で定期健診を一度受診してください。
お待ちしておりますね😌
公文
【監修】 歯科医師 中野真伍
2014年3月
大阪歯科大学卒業
2015年4月
大阪歯科大学付属病院にて研修
2016年4月
大阪市内の歯科医院にて研修
2021年4月
医療法人正歯会たまご歯科クリニックにて院長として就任
現在に至る
