骨隆起とは??②
- 2024年4月10日
- その他
こんにちは!!!たまご歯科クリニックです(*’ω’*)
いつもこのコラムコーナーにお越し頂きましてありがとうございます(*^_^*)
先日、骨隆起についてご紹介させて頂きましたが、ご覧いただけたでしょうか?
本日は骨隆起がお口に及ぼす影響などをご紹介させて頂きたいと思います。
まず、骨隆起があるとどうなるか、ですが、今まで気にならなかったものであれば、特に問題ありません。
問題になってくるのは、歯磨きやお食事の度に粘膜に傷がついたりすることがある場合です。
とはいっても、骨隆起はなくなるわけではないので、特に骨隆起のある場所では硬いものを噛まないようにことや、歯ブラシの当て方を優しくするように心がけることなど、日ごろから傷をつけないように気を付けることが大切になります。
骨隆起が特に気になるのは、入れ歯(義歯)を作る際です。
作った入れ歯が当たる所に骨隆起が当たる場合、特に傷になりやすく、入れ歯が使いにくいことがあります。
もちろん入れ歯を設計する段階で骨隆起をさけ、当たったりこすったりしないようにするのですが、少し特殊な設計になるので、その分入れ歯が大きく感じたり、違和感を感じたりすることがあるかもしれません。そのために発音がしにくくなり、会話がしづらいなどもあるかもしれません。
入れ歯の作成に当たっては、お口に合う様に最大限調整などさせて頂きますが、どうしても設計や調整で賄えない場合は、外科的な手術(骨を削るなど)を検討しなければならないこともあるようです。
また前回ご紹介したのですが、歯ぎしりやくいしばりなどで起こる骨隆起の予防として、寝るときにマウスピース(ナイトガードといいます)を付けて、顎や骨にかかる強すぎる負担を和らげるという方法もあります。
これは前にも投稿している、顎関節症に対する予防法と同じなのですが、寝ている時の歯ぎしり、くいしばりは無意識下におこるので、自分で意識的に防ぐのは難しいです。
しかしながら、歯並びや歯の状態によっては、意識していてもその部分だけ強く当たってしまうこともあるので、それが原因で骨隆起が大きくなってきたりすることがあれば、咬み合わせの調整や、矯正も視野に入れて考えなくてはいけない場合もあるようです。
咬み合わせの調整であれば、その場ですぐできることもあるので、いつでもご相談ください。
また矯正も無料相談もございますので是非お声掛けください。
お口の中は人に見られる機会もなく、人と違っていてもわからないことも多いですよね。
歯科に勤めているからこそ、いろんな方のお口を見せて頂いて、お口の個性に驚いたりすることもあります。
こんなことが気になるけど、たいしたことないかもしれないからわざわざ言う事でもないかな…と思うようなことでも構いませんので、すこしでも気になる事があれば、是非ご相談くださいね!!!
又のご来院をお待ちしております(^。^)y-.。o○
【監修】 歯科医師 中野真伍
2014年3月
大阪歯科大学卒業
2015年4月
大阪歯科大学付属病院にて研修
2016年4月
大阪市内の歯科医院にて研修
2021年4月
医療法人正歯会たまご歯科クリニックにて院長として就任
現在に至る