歯茎が腫れる原因
- 2024年12月11日
- 定期検診
こんにちは🐣💕
いきなりですがみなさま1度はご自身の歯茎が腫れた経験はございませんか?
今日はそんな歯茎の腫れについてお話ししていこうと思います😊
歯茎が腫れる原因は歯を磨けていないから、歯石がついているから
だけが原因とは思っていませんか??
それも原因のひとつではありますが他にもたくさん原因があるのです!
歯茎の腫れは学童期のお子さんから高齢の方まで幅広い年代で
起こる症状です。
歯茎が腫れていても痛みのない場合があり、その主な原因は3つです。
1.)歯周病
2.)虫歯
3.)腫瘍
これらの原因は放置していても完治するものではありません。
まずは腫れることで歯や歯茎にどのような影響があるのかを
知っておくことが重要です😌
- 歯周病
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歯茎が赤く腫れ、歯磨きのときに出血が見られる場合、
歯肉が炎症を起こしている歯肉炎および歯周炎といった、歯周病が考えられます。
歯茎の腫れの原因は主に磨き残しです。
磨き残しがあると、お口の中の細菌が寄り付いてプラークを作り出します。
プラークはネバネバとした白い物質で、細菌の塊です。
そこへ歯周病菌が棲みついて毒素を出し、歯茎に炎症を起こしてしまいます。
歯肉炎の場合、ご家庭での丁寧なブラッシングで改善することができますが、
歯周炎まで進行すると、歯石除去や歯科医院での治療が必要になります。
- 虫歯
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虫歯が歯髄まで進行しているか神経が壊死していときに歯茎が腫れることがあります。
神経が壊死している虫歯は歯の根本に膿がたまることもありますが、
壊死しているため痛みを感じないのが特徴です。
痛みがないことで歯茎の腫れを放置すると、激しい痛みが出てきます。
- 腫瘍
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良性腫瘍のものと悪性腫瘍のものがあります。
良性の腫瘍は、歯茎が腫れる前に口腔内の治療などを行い、
かぶせ物などをしたあとにできることがあります。
かぶせ物が歯茎に当たったり、擦れたりすることで刺激を受けてできるためです。
悪性の腫瘍の場合は、初期は口内炎のように見えます。
口内炎と異なるのは、口内炎の場合は1~2週間程度で完治しますが、
悪性の腫瘍は完治しません。
時間経過とともに形がいびつになり大きくなるのが特徴です。
歯茎が腫れるのは、口腔内に存在する細菌が活発になり、歯茎に炎症を起こすためです。
口腔内には300~700種類の細菌がいるといわれ、
毎日歯磨きを丁寧に行っていても1,000~2,000億個は存在します。
免疫力が保たれているときには、これらの細菌の活動は落ち着いていますが、
体調不良や疲労を感じ免疫力が下がっているときに細菌の活動が活発になります。
ストレスや疲れを感じると歯茎が腫れるという方は、
免疫力が落ちているときはより歯磨きを丁寧に行うことで腫れも軽減できるでしょう。
体調によって歯茎の腫れが現れる方は、歯肉炎の治療がおすすめです。
歯磨きなどのセルフケアだけでは、完璧に歯の汚れを取り除くことができません。
そこで利用したいのが、歯科医院によるプロフェッショナルケアです。
自身では気づいていない初期の虫歯や歯肉炎、歯周炎も発見することが可能です。
それ以外にも、ブラッシング指導も行っているため
毛先をあてるのが苦手なところなどもわかって対策しやすいかと
思いますのでまた、たまご歯科でお待ちしておりますね😊
公文
【監修】 歯科医師 中野真伍
2014年3月
大阪歯科大学卒業
2015年4月
大阪歯科大学付属病院にて研修
2016年4月
大阪市内の歯科医院にて研修
2021年4月
医療法人正歯会たまご歯科クリニックにて院長として就任
現在に至る