虫歯になりやすい人の特徴|たまご歯科クリニック|大阪岸和田の歯科クリニック

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医療コラム

虫歯になりやすい人の特徴|たまご歯科クリニック|大阪岸和田の歯科クリニック

虫歯になりやすい人の特徴

こんにちは

たまご歯科クリニックです。

 

虫歯になりにくい(またはほとんど虫歯にならない)人には、いくつかの共通した

「体質的・生活習慣的な特徴」があります。本日はその主な特徴についてお話ししたいと思います。

虫歯にならない人の特徴

① 唾液の分泌量が多い・質が良い
        •       唾液には自浄作用・抗菌作用・再石灰化作用があります。
        •       特に「サラサラの唾液」が多く分泌される人は、口腔内が清潔に保たれやすく、虫歯菌が定着しにくい。

② 歯質(エナメル質)が強い
        •       エナメル質が硬く、酸に溶けにくい体質の人は虫歯になりにくい。
        •       これは遺伝的な要素が強く、家族全員が虫歯になりにくいというケースもあります。

③ 正しい歯磨き習慣が身についている
        •       毎日、朝・夜2回以上きちんと歯磨きをしている。
        •       フロスや歯間ブラシも使用し、歯垢をしっかり除去している。

④ 砂糖をあまり摂取しない
        •       虫歯菌は砂糖をエサにして酸を出すため、甘いものの摂取が少ない人は虫歯になりにくい。
        •       特に「ダラダラ食べない・間食が少ない」人が有利。

⑤ 規則正しい生活・ストレスが少ない
        •       ストレスが少ないと唾液の分泌が正常に保たれる。
        •       規則正しい生活で口腔内の菌バランスが乱れにくい。

⑥ 定期的に歯科検診を受けている
        •       自覚症状がなくても、定期的に歯科クリーニングやチェックを受けていることで虫歯を予防できる。

補足:遺伝や体質の影響
        •       虫歯になりやすいかどうかは、遺伝・体質が約60%前後関係しているとも言われています。
        •       ただし、どれだけ体質が良くても、生活習慣が悪いと虫歯になる可能性は十分にあります。

虫歯にならない人は、
        •       体質(唾液や歯の強さ)に恵まれていて、
        •       甘いものを控え、
        •       正しい歯磨きと定期検診を欠かさず行っている、
という特徴があります。

ここからは「虫歯になりにくくする生活習慣のコツ」を、できるだけ実践しやすく、ポイントごとにまとめてご紹介します。

☆虫歯を防ぐための生活習慣のコツ☆

① 食後30分以内に歯を磨かない
        •       食後すぐは、口の中が酸性に傾いており、歯の表面(エナメル質)が柔らかくなっている状態です。
        •       このタイミングで歯を磨くと、逆に歯が削れてしまうことがあります。
        •        ベストなタイミングは食後30分後。ただし、甘いものを食べた直後は、うがいだけでもOK。

➁ 1日3回の丁寧な歯磨き + フロス
        •       特に夜の歯磨きは重要!寝ている間は唾液の量が減るため、細菌が繁殖しやすい。
        •       歯と歯の間は歯ブラシだけでは磨けないので、デンタルフロスや歯間ブラシを使う習慣をつける。

➂ 間食・甘い飲み物をだらだら摂らない
        •       虫歯菌は「糖」をエサにして酸を出すため、回数が多いほどリスクが高い。
        •       飲食は「時間を決めて」「一気に摂ってすぐ歯をケア」するようにする。

 

➃ 唾液を増やす工夫をする
        •       よく噛んで食べる(例:ガムや硬めの食材)
        •       水分をしっかり摂る(脱水防止)
        •       唾液腺マッサージをする
        •       口呼吸をやめて鼻呼吸にする

 

➄フッ素入り歯磨き粉を使う
        •       フッ素は歯の再石灰化を助け、酸に溶けにくい強い歯にしてくれる。
        •       フッ素濃度が高め(1000ppm~1450ppm)のものを使い、磨いた後は軽く1回だけうがいするのが効果的。

 

⑥定期的な歯科検診を受ける(最低でも3〜6ヶ月ごと)
        •       初期の虫歯は痛みがなく、自分では気づかないことが多い。
        •       歯科では歯石除去やフッ素塗布などのプロのケアも受けられる。

⑦寝る前に何も食べない・飲まない
        •       寝ている間は唾液の分泌が少なくなり、虫歯菌が繁殖しやすくなる。
        •       特に「夜食」や「ジュース・お酒」などの摂取は虫歯の原因に。

 

⑧口呼吸を改善する
        •       口で呼吸していると口内が乾きやすく、虫歯リスクが上がる。
        •       原因(鼻詰まり・歯並び・姿勢など)があれば、専門医の受診も検討。

 

ここまで見て頂きありがとうございます。

虫歯の無い健康な口腔状態を保っていきましょう。

 

【監修】 歯科医師 中野真伍

20143

大阪歯科大学卒業

20154

大阪歯科大学付属病院にて研修

20164

大阪市内の歯科医院にて研修

20214

医療法人正歯会たまご歯科クリニックにて院長として就任

現在に至る

 

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