虫歯になりやすい人の特徴
- 2025年9月6日
- 虫歯治療
こんにちは
たまご歯科クリニックです。
虫歯になりにくい(またはほとんど虫歯にならない)人には、いく
「体質的・生活習慣的な特徴」があります。本日はその主な特徴についてお話ししたいと思います。
虫歯にならない人の特徴
① 唾液の分泌量が多い・質が良い
• 唾液には自浄作用・抗菌作用・再石灰化作用があります。
• 特に「サラサラの唾液」が多く分泌される人は、口腔内が清潔に
② 歯質(エナメル質)が強い
• エナメル質が硬く、
• これは遺伝的な要素が強く、家族全員が虫歯になりにくいという
③ 正しい歯磨き習慣が身についている
• 毎日、朝・夜2回以上きちんと歯磨きをしている。
• フロスや歯間ブラシも使用し、歯垢をしっかり除去している。
④ 砂糖をあまり摂取しない
• 虫歯菌は砂糖をエサにして酸を出すため、甘いものの摂取が少な
• 特に「ダラダラ食べない・間食が少ない」人が有利。
⑤ 規則正しい生活・ストレスが少ない
• ストレスが少ないと唾液の分泌が正常に保たれる。
• 規則正しい生活で口腔内の菌バランスが乱れにくい。
⑥ 定期的に歯科検診を受けている
• 自覚症状がなくても、定期的に歯科クリーニングやチェックを受
補足:遺伝や体質の影響
• 虫歯になりやすいかどうかは、遺伝・体質が約60%前後関係し
• ただし、どれだけ体質が良くても、生活習慣が悪いと虫歯になる
虫歯にならない人は、
• 体質(唾液や歯の強さ)に恵まれていて、
• 甘いものを控え、
• 正しい歯磨きと定期検診を欠かさず行っている、
という特徴があります。
ここからは「虫歯になりにくくする生活習慣のコツ」を、できるだ
☆虫歯を防ぐための生活習慣のコツ☆
① 食後30分以内に歯を磨かない
• 食後すぐは、口の中が酸性に傾いており、歯の表面(
• このタイミングで歯を磨くと、逆に歯が削れてしまうことがあり
• ベストなタイミングは食後30分後。ただし、甘いものを食べた直
➁ 1日3回の丁寧な歯磨き + フロス
• 特に夜の歯磨きは重要!寝ている間は唾液の量が減るため、細菌
• 歯と歯の間は歯ブラシだけでは磨けないので、デンタルフロスや
➂ 間食・甘い飲み物をだらだら摂らない
• 虫歯菌は「糖」をエサにして酸を出すため、回数が多いほどリス
• 飲食は「時間を決めて」「一気に摂ってすぐ歯をケア」するよう
➃ 唾液を増やす工夫をする
• よく噛んで食べる(例:ガムや硬めの食材)
• 水分をしっかり摂る(脱水防止)
• 唾液腺マッサージをする
• 口呼吸をやめて鼻呼吸にする
➄フッ素入り歯磨き粉を使う
• フッ素は歯の再石灰化を助け、酸に溶けにくい強い歯にしてくれ
• フッ素濃度が高め(1000ppm~1450ppm)のものを
⑥定期的な歯科検診を受ける(最低でも3〜6ヶ月ごと)
• 初期の虫歯は痛みがなく、自分では気づかないことが多い。
• 歯科では歯石除去やフッ素塗布などのプロのケアも受けられる。
⑦寝る前に何も食べない・飲まない
• 寝ている間は唾液の分泌が少なくなり、虫歯菌が繁殖しやすくな
• 特に「夜食」や「ジュース・お酒」などの摂取は虫歯の原因に。
⑧口呼吸を改善する
• 口で呼吸していると口内が乾きやすく、虫歯リスクが上がる。
• 原因(鼻詰まり・歯並び・姿勢など)があれば、専門医の受診も
ここまで見て頂きありがとうございます。
虫歯の無い健康な口腔状態を保っていきましょう。
【監修】 歯科医師 中野真伍
2014年3月
大阪歯科大学卒業
2015年4月
大阪歯科大学付属病院にて研修
2016年4月
大阪市内の歯科医院にて研修
2021年4月
医療法人正歯会たまご歯科クリニックにて院長として就任
現在に至る