子どもの歯が後ろから萌出について|たまご歯科クリニック|大阪岸和田の歯科クリニック

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医療コラム

子どもの歯が後ろから萌出について|たまご歯科クリニック|大阪岸和田の歯科クリニック

子どもの歯が後ろから萌出について

こんにちは!!たまご歯科クリニックです😊
今回のお話しは
✨️子供の歯が後ろからの萌出✨️についてしていきたいと思います。

子供の歯の萌出(生え始めること)は、子供の成長の重要な一部であり、通常は最初の歯が生える時期を迎えると、親にとっても大きな関心事となります。ですが、特に後ろからの萌出については、少し特異なケースでもあり、様々な要因が関与しています。

🦷歯の萌出の基本

乳歯は一般的に生後6ヶ月から1歳の間に生え始め、通常は前歯から順に萌出します。この過程は「乳歯の生え替わり」とも呼ばれ、通常は1歳半から6歳までの間に6本の乳歯が上下に生え揃うことが期待されます。これに続いて、通常は大臼歯、犬歯、そして小臼歯が生える順序になります。

🦷後ろからの萌出

通常は前歯から生える乳歯ですが、一部のケースでは後ろから萌出することもあります。これは特に稀な状況として知られており、以下のような理由が考えられます。

1. 歯の位置や形態
子供の歯並びや顎の成長によって、通常の順番から外れて生えてくることがあります。特に、乳歯が正常に成長するためのスペースがない場合、後ろからの萌出が見られることがあります。

2. 遺伝的要因
 両親や親族に類似した歯の成長パターンがある場合、その影響を受けて子供も後ろから歯が生え始める可能性があります。

3. 栄養状態
栄養不足や病気、歯の萌出を妨げる健康問題があると、歯の萌出順序や時期が変わることがあります。

4.外的要因
子供の口の中に異物が入ったり、外的な力によって歯が圧迫されたりすると、萌出の順序に影響を与えることがあります。

🦷親が知っておくべきこと

後ろから萌出する場合、親にとっては心配になるかもしれませんが、必ずしも異常であるとは限りません。ですが、以下の点を注意深く観察することが重要です。

1 痛みや不快感
正常な歯の萌出時には痛みが伴うことがありますが、異常を感じたり、極度の痛みがあったりする場合は、歯科医に相談しましょう。

2 歯の配置
後ろから生える歯が他の歯に押しやられてしまうことがあるため、歯並びや配置を定期的に確認することが必要です。

3 口腔衛生
歯の萌出が異常な場合でも、口腔衛生は非常に重要です。特に新しい歯が生えてくる時期は、虫歯のリスクが高まるため、適切な歯磨きを行うことが求められます。

もし後ろからの萌出に不安を感じる場合は、歯科医に相談することが最善です。歯科医はX線を使って歯の萌出状況を確認し、正常な成長過程かどうかを判断することができます。また、必要に応じて治療や矯正を提案してくれます。定期的な歯科検診もおすすめです

子供の歯は成長とともに変化するものであり、後ろからの萌出も一つの可能性として考えられます。大切なのは、子供の口腔環境をしっかりと観察し、何か気になる点があったら早めに専門家に相談することです。子供の健康な成長を支えるために、親としてのサポートが重要です。

【監修】 歯科医師 中野真伍
2014年3月
大阪歯科大学卒業
2015年4月
大阪歯科大学付属病院にて研修
2016年4月
大阪市内の歯科医院にて研修
2021年4月
医療法人正歯会たまご歯科クリニックにて院長として就任
現在に至る

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