知覚過敏とは?

知覚過敏(しかくかびん)は、主に冷たいものや熱いもの、甘いもの、酸っぱいものを食べたり飲んだりしたときに、歯が「ピリッ」と痛む状態を指します。

この症状は、歯のエナメル質が薄くなったり、歯茎が下がることで、歯の神経に刺激が伝わりやすくなるために起こります。

実は、知覚過敏はさまざまな要因によって引き起こされることがあります。

知覚過敏の主な原因

1. 歯磨きの強さ   強く磨きすぎると、エナメル質がすり減ってしまいます。
2. 酸性飲食物の摂取   酸っぱい食べ物や飲み物(例えば、炭酸飲料やお酢など)は、エナメルを侵食することがあります。
3. 歯茎の退縮  年齢とともに、あるいは歯周病などによって歯茎が下がると、歯の根元が露出し、敏感になります。
4. ブリーチングやホワイトニング   ホワイトニング処置が知覚過敏を引き起こすこともあります。

知覚過敏は、一時的なものであれば、日常生活に大きく支障をきたすことは少ないですが、慢性的になると日常的に痛みを感じるようになり、非常にストレスになります。

虫歯とは?

虫歯(むしば)は、歯が細菌感染によって侵され、軟化や崩壊が進む病状です。

これは、お口の中にいるバイ菌が、糖分を食べて酸を作り出し、これが歯を溶かして虫歯を作るのです。

進行すると、歯の内部にまで達し、激しい痛みを引き起こすこともあります。

虫歯の主な原因

1. 糖分の摂取  甘いものを頻繁に摂取することで、バイ菌が増殖します。
2. ブラッシング不足   歯磨きを怠ると、プラーク(細菌の塊)が蓄積し、虫歯のリスクが高まります。
3. 口腔内の乾燥  唾液が少なくなると、虫歯を進行させるバイ菌が増えやすくなります。
4. 不規則な食生活   食事時間が不規則だと、歯に酸が長くとどまることになります。

虫歯は初期段階では症状が現れないことも多いですが、進行するにつれて痛みが増し、最終的には歯を失う原因になることもあるため、早めに対処することが重要です。

知覚過敏と虫歯の見分け方

では、知覚過敏と虫歯、どうやって見分けるのでしょうか?以下のポイントを参考にしてください。

1. 痛みの種類   知覚過敏の場合、冷たい飲み物や甘いものに反応して短時間の軽い痛みがありますが、虫歯の場合は持続的な痛みやズキズキする痛みが特徴です。
2. 痛みの反応   知覚過敏は特定の刺激(冷たいもの、甘いもの)に反応することが多いですが、虫歯はしばしば食べ物が歯に詰まったり、噛んだ際に痛みが増すことがあります。
3. 見た目   虫歯が進行していると、歯に黒い点や亀裂が見えることがありますが、知覚過敏は見た目には分からないことが多いです。

知覚過敏の対策法

知覚過敏を軽減する方法はいくつかあります。ここでは、いくつかの方法を紹介しますね。

1. 特別な歯磨き粉を使用   知覚過敏用の歯磨き粉を使用することで、痛みを緩和できます。
2. 優しく磨く  強い力で磨かず、優しく磨くことが大切です。
3. 酸性食品の摂取を控える   酸っぱいものや炭酸飲料を控えて、歯を守ることが重要です。
4. 定期健診を受ける  歯科医で定期的にメンテナンスを受けることで、早期発見が可能です。

虫歯の対策法

虫歯対策には、以下の方法が効果的です。

1 定期的な歯磨き   朝と夜、もちろん食後も忘れずに磨きましょう。
2. フッ素入りの歯磨き粉やうがい薬を使う   フッ素は虫歯予防に効果的です。
3. バランスの取れた食事   糖分を控え、栄養のある食事を心がけましょう。
4. 定期的に歯科医へ行く   虫歯の早期発見のためには、定期的な歯科検診が不可欠です。

 まとめ

知覚過敏と虫歯、どちらも歯の健康にとって重要な問題ですが、それぞれの原因や症状は異なります。

自分の歯の状態を理解し、早めに対処することが、健康な歯を保つために大切です。

もし、痛みが気になるようであれば、すぐに歯科医に相談することをお勧めします。

健康な笑顔を手に入れるために、日頃からのケアを怠らないようにしましょう!それでは、またお会いしましょう!

最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
【監修】 歯科医師 中野真伍
2014年3月
大阪歯科大学卒業
2015年4月
大阪歯科大学付属病院にて研修
2016年4月
大阪市内の歯科医院にて研修
2021年4月
医療法人正歯会たまご歯科クリニックにて院長として就任
現在に至る